YouTubeで得られる収入と聞いて思い浮かぶのは広告収入ですよね。
今回は、YouTubeで得られる広告収入についてのいろいろな疑問へ回答していきます。
YouTubeで得られる広告収入についての9の疑問
YouTubeで得られる広告収入についての9の疑問
本当にお金がもらえるの?
ネットで収入を得た経験が無い方は、そう思うかもしれませんね。
自分もYouTubeをはじめたばかりの頃はそう思っていました。「本当にもらえたらラッキー」くらいの感覚だった記憶があります。
でも、広告収入は本当にもらえます。動画の収益化の手続きをしておいて、広告収入の累積が一定の金額(最低8000円)に達すると、指定した銀行口座に自動的に振り込まれまれる仕組みなのです。自分の場合は、チャンネル開局から3ヶ月目に累積金額がギリギリ8千円を超えて、その翌月にキチンとその金額が振り込まれていました。
ちなみに、入金される日にちは21日前後となっています。自分の場合は毎月21日か22日に入金されています。
そもそも広告収入って何?
企業は自社の商品を宣伝するために、Googleへお金を払って宣伝を依頼します。そのお金が、実際にその商品を宣伝した動画投稿者のもとに来るのです。これが広告収入です。
もちろん、そのまま全額来るわけではなく、一部はYouTube側のものになります。このお金でYouTubeが成り立っているのです。
広告収入をもらう事に負い目を感じる必要はありません。べつに誰かを騙したり何かを売りつけたりするわけではないのです。あなたが企業の商品を宣伝した、その対価としてもらえる正当な報酬なのですから。
どのくらい稼げるの?
広告収入の金額は、投稿する動画の種類(ジャンル)によって変わります。
1万回再生された動画の場合、少なければ500円程度、多い場合は2000円以上というように幅があるのです。
自分は編集代行もしていて様々なジャンルで複数のチャンネルを管理しているので、ジャンルによる収入の差をかなり実感できています。
ちなみに、動画で得た広告収入÷視聴回数で1再生あたりの収入を割り出すことが出来ます。
自分が管理しているチャンネルの1再生あたりの収入を比べてみると、収入の少ないチャンネルは0.06円なのに対し収入の多い方は0.18円と、明らかに差ができています。( そのチャンネルが全期間で得た広告収入 ÷ 総視聴回数 = 1再生あたりの収入 )
結論として、どれくらい稼げるかは人による、となります。
【 月間収入金額早見表 】
月間総視聴回数:その月に得られる広告収入
- 1万回:~2,000円
- 5万回:3,000円~10,000円
- 10万回:6,000円~20,000円
- 30万回:20,000円~60,000円
- 50万回:35,000円~100,000円
- 100万回:70,000円~200,000円
投稿する動画のジャンルや投稿頻度によってはこれを下回ったり上回ったりする場合もありますが、だいたいの方はこの範囲内に収まるでしょう。
広告収入が8,000円以上で入金されますので、毎月収入を得たいのであれば1ヶ月間で10万回程度の視聴回数が必要となります。
1ヶ月間で10万回なんて難しいと思うかもしれませんが、1本の動画で10万回再生されなくてもいいのです。1本の平均視聴回数が1万回程度の人であれば、3日に1本の投稿ペースで届くでしょう。
動画のジャンルで収入が変わる?
投稿する動画のジャンルによって、視聴者層(性別や年代)に偏りが出てきます。
広告には単価というものがあり、この単価が高ければ、発生する広告収入も増えます。広告単価の高い広告は、特定の視聴者層をターゲットにしている場合が多いのです。(万人向けの広告でも単価が高い場合もありますが、この場合は表示期間が短いことが多いです。)
この結果、広告単価の高い広告が表示されやすいジャンルと表示されにくいジャンルができて、動画ジャンルによる差ができているのです。
どのジャンルを狙えばいい?
単価の高い広告がつきやすいジャンルや、競合(ライバル)の少ないジャンルで投稿すれば1再生あたりの収入は上がるかもしれません。
しかし、その選び方で本当にいいのでしょうか?
苦手な土俵で戦い続けるのは、肉体的にも精神的にもかなりの負荷がかかります。たとえ稼げたとしても、続けているうちにだんだん辛くなってくるでしょう。
長く動画投稿を続けていくつもりなら、自分の好きなこと・やりたいこと・得意なことをやって、その分野のトップを狙う方が絶対に良いですよ。
どんなジャンルでも、ファンが増えれば自然と収入も増えていきますので。
時期によって広告収入が変わるって本当?
時期によっても得られる広告収入の額は変動します。
それは何故かというと、企業側(広告主)にもいろいろと都合があるからです。広告を出す企業が多い月もあれば、決算などの関係で広告を出す企業が少ない月などもあるのです。
広告を出す企業が多い時期は、広告単価も高くなり投稿者に入る広告収入も多くなります。逆に、広告の少ない時期は単価の高い広告が減り広告収入も少なくなります。
どうすればたくさん稼げるの?
たくさん稼ぐためには、良質な動画の投稿を続けていくしかありません。
面白い(またはタメになる)動画を投稿していると、少しづつファンが増えていきます。ファンが増えると動画が拡散されるようになって、また新しいファンができます。
そういう好循環を繰り返していくことで、毎月得られる収入がだんだん上がっていくのです。
きちんと続けていけば、将来的には、今あなたが想像しているよりももっと多くの収入を得られるようになるでしょう。
ちなみに、多くの視聴者は投稿者に広告収入が入ることを知っています。そしてその中には、「どうせ同じ広告を見るなら自分の好きな投稿者の動画の方で見よう」という人もいます。
なので、少しでも多くの収入を得たいのであれば、視聴者からの好感度を上げておくのも大事なのです。
広告を貼ると視聴者に嫌われる?
基本的に広告は嫌われます。ただ動画を視聴しにきただけなのに、興味のないCMを見せられるのは正直ウザいですよね。
でも中には、自分の興味のある内容のCMだったり、自分が好きなタレントやアイドルが出てきたりするCMもあります。そういう時はつい見ちゃいますよね。広告とはそういうものなのです。
広告を貼っているからといって、あなたが嫌われることはありません。
YouTubeでよく動画を視聴する人は、もう広告はあって当たり前のものくらいに思っています。興味のないCMはスキップすることができる分だけテレビ番組のCMよりも良心的だ、と思っている人さえいるくらいです。
なので、それほど気にする必要はありませんよ。
広告の種類にはどんなのがあるの?
1.映像広告(スキップ可)
動画の前に流れるCM。5秒後にスキップできる。
全部視聴・30秒以上視聴・広告主のサイトへ移動のうちのいずれかを実行されると収入が入ります。
YouTubeではこの広告がメーンの収入源となります。
2.クリック型広告
動画の再生ページや再生中の動画の下部に表示される広告。
文字通り視聴者にクリックされると収入が入ります。
3.映像広告(スキップ不可)
動画の前に流れるCM。スキップできない。
スキップできないので、視聴者は全部見るか離脱するかの2択になります。
一定の条件を満たした上でYouTubeへ申請をして、審査を通過すると設置可能になります。
4.YouTube Red による収入
広告とは違いますが、こちらからも収入が入りますので、一応説明しておきます。
YouTube Redとは、月額料金を支払っている視聴者が、広告なしで動画を視聴できたりYouTube用音楽アプリを利用できるというもの。その料金の一部が動画投稿者にも分配されます。
以前はアメリカだけで実装されていましたが、2016年から日本でもサービスが開始されたので、こちらからも収入が入ってくるようになっています。
以上、YouTubeで得られる広告収入についての9の疑問への回答でした。
もし他にも広告収入に関して疑問があったら、ひのじろーまでお気軽にお問い合わせください。
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