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YouTubeで成功する方法・再生回数やチャンネル登録者を増やすためのノウハウ集

「踊ってみた」動画の作り方・ポイント・アレンジ方法

2017/09/29

踊ってみた動画はおすすめです。

比較的再生回数が伸びやすく、動画投稿をはじめたばかりの人の動画でも数千回・数万回と再生されることがあります。

ボカロの曲に合わせて踊るものが一般的ですが、手の動きと顔の表情だけで踊るダンスや、○○体操などもこのジャンルに分類されます。

ダンスが得意ではないという方でも大丈夫です。男性視聴者は、たとえヘタでも一生懸命、元気に踊っている女子の姿を見て可愛らしいと思うものですから。

チャンネル登録者がなかなか増えなくて悩んでいる方や、新しいジャンルに挑戦してみたいと思っている方は、踊ってみたに挑戦してみましょう。良い動画ができれば、たくさんの新規の男性ファンを獲得できますよ。

 

踊ってみたの作り方

1.曲を決める

たくさん視聴される動画にしたいのであれば、曲選びが1番重要です。

すでに曲を決めている方はそれでいいのですが、これから決める方は慎重に選びましょう。

基本的にアイドルやアーティストの曲はNGです。ただし、まれに例外もあります。楽曲の制作者側が、その曲のプロモーションのために一般使用を許可している場合です。

そういう曲以外で選ぶ場合は、ボカロの曲で選ぶのが無難でしょう。

曲を決めたら、その楽曲を入手します。踊ってみたの本家であるニコニコ動画で、楽曲を無料で配布している製作者さんもたまにいますが、そうでない場合は音楽配信サイトで購入します。

 

2.振り付けを覚える

少しでも良い動画にするために、振り付けはしっかりと覚えましょう。

  • 鏡を見ながら練習する
  • 反転動画(ミラー動画)を見ながら練習する
  • むずかしい部分など、スロー再生に合わせて踊ってみる
  • 同じ曲を踊っている他の人の動画を観てみる
  • 自分の踊りを撮影しておかしい所をチェックしてみる
  • とにかく何回も繰り返し練習する

以上が振り付けを覚えるコツです。

とくに、自分の踊っている姿を客観的に見てみるとおかしな部分が見つかるので、覚えている途中で何度か撮影してチェックしてみましょう。

 

3.撮影する場所を決める

まずは撮影する場所を決めます。

撮影する場所は大きく分けると自宅やスタジオなどの屋内と、公園などの屋外に分けられます。双方のメリットとデメリットを挙げておきます。

 

屋内撮影の場合

メリット
  • 人目を気にせずに撮影できる
  • 天気や時間帯を気にせず撮影できる
  • 何度も撮り直しができる
  • 屋内ならではの独特な雰囲気が出せる
デメリット
  • 開放感のない映像になる
  • スタジオを借りる場合は料金がかかる上に時間制限がある

 

屋外撮影の場合

メリット
  • 背景に景色を写し込むことで、開放的な雰囲気の映像にできる
  • 広いスペースで思いっきり踊れる
デメリット
  • 天候や時間帯を気にしなければならない
  • 通行人が写り込んでしまう場合がある
  • 周りの人の目線を気にしながらの撮影になる
  • 周りの人の迷惑にならないように気をつけなければならない
  • 場所によっては撮影許可が必要

 

屋内屋外どちらもそれぞれメリットデメリットがあります。

どんな映像にしたいのかをしっかりとイメージして場所を決めましょう。

 

4.撮影する

カメラ・三脚・曲を流す用の音楽プレーヤーやスマホなどを準備したら撮影場所へセッティングをしましょう。屋外での撮影の場合、カメラの充電はあらかじめ満タンにしておきます。

  • まず踊りのバックにしたい背景と自分の立ち位置を決めて、三脚をとりつけたカメラをセットします。
  • カメラをセットする位置は、立ち位置より4~5mほど離れた場所にしましょう。近すぎると踊っている最中に自分が画面からはみ出してしまいます。
  • カメラに付けた三脚の高さも調節します。だいたいヒザから腰くらいの低めの高さにするのがおすすめです。
  • 音楽はリピート再生しておくと、本番でわたわたせずに撮れます。

編集時のことを考えて、踊り終わった後もすぐにカメラを止めずに数秒間は録画しておきましょう。

屋外で撮影する場合は、周りの迷惑にならないように常に気を配りましょう。

 

5.編集&投稿する

踊ってみたの編集も他の動画と同じ要領でできますが、使用する楽曲の音源を撮影した動画に合わせて重ねなければなりません。音ズレしないようにピッタリと音を合わせましょう。合わせたら、元動画の方の音声を消しておくのを忘れずに。

YouTubeへの投稿も他の動画と同じようにできます。

投稿した動画の説明欄には、使用した楽曲の制作者さんの動画のURLと、振り付けを考えた振付師さんの動画のURLを貼っておきましょう。わからない方は、同じ曲を踊っている方の動画の説明欄を参考にすると良いでしょう。

ちなみに、説明欄に「アレンジを加えて踊っています」と明記しておくと、「どこどこの振りが間違ってますよ」などのおせっかいコメントを少し減らすことができます。

 

動画投稿後、使用した楽曲によっては

著作権保護されたコンテンツが含まれています

と表示されて、YouTubeから下記のような処理を施される場合があります。

  • ミュート(音声抜き)される
  • 一部の国での視聴を制限される
  • 広告収入の全てが楽曲権利者に入るように自動設定される
  • 広告収入の一部が楽曲権利者にも入るように自動設定される
  • 収益化していなくても広告が表示される(楽曲権利者の収入になる)
  • 全ての国での視聴を制限される
  • 動画自体が削除される

動画が削除されるのはごくまれですが、それ以外はたまにあります。

全ての国での視聴を制限・動画削除以外は、チャンネルの評価に影響するようなペナルティではありません。

なので、そのままでも大丈夫です。(ただし、ミュートされた動画は格好悪いので自分でこっそり削除しておきましょう。)

 

これらの処理をされる理由は選んだ楽曲にあります。楽曲権利者がその楽曲をどういう設定にしているかで変わるのです。

曲を選ぶ時点で、候補の曲を試しに一度映像なしでYouTubeにアップしてみると良いでしょう。その結果でその曲がアップしても大丈夫な曲かどうかがわかるのです。

少し面倒かもしれませんが、あらかじめこれをしておくことで、振りを覚えたり撮影したりなどにかける時間と労力を無駄にすることがなくなります。



 

たくさん視聴されるための5つのポイント

せっかく作る動画なので、多くの人に視聴してもらいたいですよね。そのためのポイントを5つ紹介しておきます。

 

1.人気の曲を選ぶ

選んだ曲次第で再生回数は大きく変わります。

今現在、話題になっていたり流行っているダンスなどがあれば、それに便乗してみるのも良いでしょう。

それ以外なら、いろんな人が踊っていたり、有名な踊り手さんが踊っている曲から選ぶのをおすすめします。

「たくさん踊られてる曲のランキング」などを調べて、そこから選ぶのも良い方法です。

もちろん自分のモチベーションが1番大事ですので、候補の曲の中で、自分が踊ってみたいと思う曲を選びましょう。

 

2.サムネイルで惹きつける

動画の再生率を上げるためには、サムネイル(動画の表紙画)が重要です。

特に、踊ってみたの場合は、サムネイル次第で再生回数が何倍も変わります。

 

動画の中の1コマを切り抜いてサムネイルにするのが一般的ですが、サムネイル用に撮影した画像をサムネイルにしている人も多いです。これは別に悪いことではないのですが、自分の経験上踊ってみたの動画の場合では、動画中の1シーンを切り抜いてサムネイルにした方が再生回数が伸びやすいです。

もちろん、どのシーンを切り抜くかが重要です。

動画の中で一番、

可愛らしいポーズをしていて躍動感を感じらるシーン

を切り抜きましょう。

切り抜いたシーンのあなたの姿が小さい場合は、あなたの全身が画面にギリギリ収まるくらいまで拡大してカットしてからサムネイルにすると良いです。

 

3.服装を工夫する

踊ってみたの動画の視聴者の8~9割が男性です。

そこを意識して服装を考えてみると良いでしょう。

あとは、めずらしい衣装などを着て他の踊り手さんたちと差別化するのも効果的ですね。

 

4.動画を短くする

踊ってみたの動画は他の動画に比べて視聴されやすい反面、視聴維持率は低いです。最初から最後まで全部視聴してくれる人もいますが、少しだけ視聴して離脱したり飛ばし飛ばしで観る人も多いのです。

5分間前後の踊ってみたに比べて、3分間未満の踊ってみたは視聴維持率がぐっと上がります。

5分の動画の場合、2~3分視聴した時点で満足して離脱しまうことが多いようです。しかし3分未満の動画の場合、あと少しで終わるしせっかくだから全部見ちゃおうという心理が働いて最後まで視聴する人が増えるのです。

長めの曲を選んで踊る場合、途中でフェードアウトさせて終わるとか曲の2番から開始するなどして、短くしてしまうという手法もあります。

 

5.おまけ映像を加える

踊りが終わった後に、舞台裏での撮影シーンやNGシーンなどを「おまけ」として加えるのも良いでしょう。

最後まで視聴してくれた視聴者は、おまけ映像も見れて得した気分になるはずですし、視聴維持率も高くなります。

 

踊ってみたのアレンジ方法

動画にアレンジを加えて視聴者を飽きさせない工夫をする方法もありますので、アレンジ方法をいくつか紹介します。

 

1.演出を加える

編集で、動画の本編中にエフェクトやテロップを挿入してアニメーション風に仕上げる方法があります。

また、誰もいないところへ急に踊り手が現れたように見せたり、踊りながら一瞬で別の場所へワープしたように見せたりもできます。他にも、一瞬で衣装が変わったように見せる演出などもできます。

これらの演出を加えたい場合は、あらかじめ誰もいない状態を撮影しておいたり、複数の場所や複数の衣装で撮影したりする必要があります。

この程度の演出であれば一般的な編集ソフトで簡単に作れますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

2.MV風にする

踊ってみた動画をMV(ミュージックビデオ)のようにすることも出来ます。

撮影の段階で通常のアングルの他に、別アングルや顔のアップ映像なども撮っておいて、編集でそれらを繋ぎ合わせて仕上げるのです。

編集では、曲の変調に合わせてシーンを変えたり、画面のズームやスクロールなどを活用します。歌詞を字幕で表示するのも良いかもしれません。

ある程度の編集スキルが必要になりますが、通常の踊ってみたとは一味違った特別な踊ってみた動画にできますよ。

 

3.ハプニングを加える

踊りの振りを間違えたり、転んでしまったシーンなどは、投稿者を可愛らしく見せるものです。あえてそういうシーンを使うのも効果的です。

複数の人数で撮る場合には、ハプニングを装ってどっきり映像にもできます。

曲の最中にメンバー同士がケンカをはじめてしまうという演出なんかは、アイドルのライブなどでたまに見かけますよね。

フラッシュモブ風に、通行人だと思った人がいきなり一緒に踊りはじめるなどの意外性のあるものも面白いです。

 

こういったアレンジを加えることで、視聴者を飽きさせずに楽しんでもらって、より長く視聴してもらうことができます。

すこし手間は増えますが、視聴維持率を上げたり再生回数を増やすことができますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

踊ってみた動画を作る流れ

  1. 曲を決める
  2. 振り付けを覚える
  3. 踊る場所を決める
  4. 撮影する
  5. 編集する
  6. 投稿する

 

たくさん視聴されるためのポイント

  • 人気の曲を選ぶ
  • サムネイルで惹きつける
  • 服装を工夫する
  • 動画を短くする
  • おまけ映像を加える

 

アレンジ方法

  • 演出を加える
  • MV風にする
  • ハプニングを加える

 

踊ってみたを専門に動画投稿をしている人は多いです。

しかし、ブログ動画などの他のジャンルがメインという方にも、踊ってみた動画の制作をおすすめします。そういう方の場合、その動画がチャンネルの良いアクセントにもなることでしょう。

ぜひ、踊ってみた動画に挑戦してみてください。

 

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